2023.9.28 |
金沢R不動産スタッフ田中の、副交感神経優位なワークディ。有限会社E.N.N./金沢R不動産 「仏のタナカ」。そんな異名をもつ彼は、怒りという感情を前世に置いてきたような柔和な人物だ。それが山陰出身者の特徴なのか、前職の営業でドブ板を踏み抜く中で獲得した境地なのかはわからない。 金沢R不動産入社6年目。出身は島根県。2018年に大阪から家族で金沢に移住してきた。宅建免許は金沢R不動産に入社してから取得している。先輩が独立したため、今では金沢R最古参スタッフとして活躍中。 今回はそんな田中の1日に密着してみた。金沢R不動産スタッフの業務内容や、金沢暮らしの参考になれば幸いです。 < AM 6:30 > 住まいは“川ビュー”物件 小学生1年生の双子君がいる田中家の朝は規則正しい。東向きの窓からは眩しい朝日が差し込む。 < AM 7:30 > 朝の川沿い散歩&川沿い通勤 田中の朝の日課は、最近自宅に招いた保護犬・きなこちゃんのお散歩だ。 ちなみに田中はいわゆる「嫁ターン」(奥さんのご実家が金沢)。金沢には「子育てをすることに照準を絞って移住した」のだという。 ちなみに田中家のマイカーは一台。共働きで奥さんが車を使うことが多いので、田中は基本自転車通勤だ。それでも「通勤時間はかなり短くなった」そうだ。 金沢市民にとって“長ーーーい公園”ともいえる、犀川の河川敷。毎朝ジョギングや散歩をする人々の姿が。自転車も通れるので、天気が良い日は通勤路に犀川沿いコースをチョイス。ゴキゲンな一日の始まり。 < AM 9:00 > 新竪町商店街にあるオフィスに出勤 定時は10:00〜だけれど、早めの9:00頃に出社するのが田中の流儀。パパママ社員が多く、がっつり残業はできない分、朝少し早く来る人が多い。 会社があるのは新竪町商店街という歴史ある商店街。八百屋に肉屋・魚屋をはじめ、セレクトショップや珈琲店、パン屋など約60店舗が並ぶ。写真左手に見える独特なペインティングのビルが金沢R不動産のオフィス。 オフィスは10年前にスタッフ総出でセルフリノベーション。田中の入社前の出来事ながら、その苦労話はレジェンドとして語り継がれている。 「金沢R不動産」は、有限会社E .N.N.の中での「不動産部門」の位置付け。その他に設計部門である「e.n.n. archetects 」と、「広報/まちづくり」の部署がある。 < AM 10:00 > R視点で、埋もれた魅力をDIG 出社したらまずはメール返信と他社サイトの新着物件の確認。R不動産的視点で魅力的な物件が隠れていないか探していく。地道だけど、“不動産のセレクトショップ”であるR不動産にとっては大事なルーティン。 < AM 11:00 > ストーリーも重視する物件査定 午前中のうちに、依頼を受けていた物件査定へ。今回は金沢駅前別院通り商店街にある元理容店。 通常の不動産会社の場合、査定では建物や設備の状態などのスペックで評価するけれど、R不動産の場合、加えて建物のストーリーや、オーナーの想いも丁寧にヒアリング。複合的要素から売出価格や家賃を設定していく。 ヘルシーにいくか、ガッツリ攻めるか。 昼食は各自仕事のキリがいい時に自由に食べる。オフィスが商店街にあるので、お昼の選択肢も色々あって日々悩ましい。 しかしストイック(?)な田中は、自作のお弁当か、コンビニ飯が多い印象。毎日迷っているのは主に女性陣。オフィスビルの最上階に台所があるので、みんなそこで食べる。 < PM 14:00 > 撮りすぎる物件撮影 午後イチで向かったのは、物件撮影。すでにオーナーさんと打ち合わせが済んでいる物件では、天気が良い日にすかさず撮影。(雨や曇天が多い金沢では晴れ間は貴重) 田中の物件撮影の信条は「とにかく枚数を撮る」こと。一物件あたり600枚くらい撮影していたりする。流石に撮りすぎだと思うけれど、物件への想い入れ深さの現れだろう。 < PM 15:00 > 雨漏り対応も。長いお付き合いになる管理物件 撮影後に向かったのは、東山にある私設図書館&コワーキングスペース「AMU」。金沢R不動産では物件管理も行っているので、この日は雨漏りがあった部分の工事後の確認へ。 < PM 15:30 > おこもりテキスト作成 そのまま「AMU」さんのコワーキングスペースで物件テキストを作成する田中。会社にいると電話や来客対応も多いので、グッと集中してテキストを書きたいときは、外に出て仕事をするのもOK。(ちなみに金沢R不動産では、1週間に一回程度日報を提出することになっている) < PM 17:00 > 設計チームと社内ミーティング 田中が帰社して、すぐに声をかけたのは2階フロアの設計スタッフ。「リノベーションをしてから貸し出したい」というお客様の依頼を受けて、リノベーション案の検討中。 < PM 18:00 > ピシッと帰宅! 仕事が立て込んでいない日は、まだ明るい18時頃に「おつかれっすー」と帰る田中。晩御飯担当もしているので、オフィスを出た瞬間、今晩のおかずのことに頭を切り替える。 以上、とある晴れた日の田中の一日。子育てとの両立を計りたい人も、がっつり働きたい人にも。それぞれのライフスタイルや価値観を尊重した働き方が選べるのも、R不動産の魅力です。 < おまけ:Holiday > 翌日は水曜で定休日だったので朝釣りへ(不動産部は水曜と日曜定休)。この日は県内の釣り場、加賀市の新堀川河口にて。朝4時頃の日の出の風景。「釣れなくても、この風景に癒されるんです」と田中。「金沢に住むと、男子の遊びはだいたい海派と山派に分かれますね。海なら釣りやサーフィン。山なら登山やスノボなど」。休日に気軽に自然と触れ合えるのも金沢暮らしの魅力。 日曜日のお休みには、子どもたちを釣れて県内外の公園巡りが慣例。北陸三県、めちゃめちゃ詳しい。他のスタッフも田中から子どもの遊び場情報を教えてもらうことが多い。 |
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