【再募集】隠れていた時計店

時計店として使われていた大正時代の町家のご紹介。
元々、ベニヤ板で囲われていて中が見えない状態でしたが、１階のスケルトン工事を実施。元時計店のおもかげが見えてきました。

スケルトンにしたとはいえ、「時計」と書かれた木製のガラス戸や味のある階段や建具などは残っており、築100年を超える建物の歴史を感じさせられます。時計形に日焼けした痕が残る壁には、あえて１つだけ残置された掛け時計が。まあ粋な計らい。

この町家、金沢駅から徒歩圏内の本町エリアに位置します。
ここ数年、このエリアにはお店がどんどん増えてきており、物件の並びには鉄板焼き屋、寿司居酒屋、ワイン食堂などの新店もちらほら。また近くに大きなオフィスビルもあるので働く人達も多いエリアです。

ご覧の通り、改修前提となります。（現状にて引き渡し）
外から見ると背の高さが違う二つの建物がくっついたような形をしているので、例えば飲食店とするならば、背の高い左側は１、2階とも客席にして、背の低い右側は2階部分の床を取り払って、勾配天井の吹き抜けの厨房とカウンターに。奥行はあまりないですが、大通りに面して間口を生かした使い方が考えられます。

後ろの住宅とくっついて建っているので、音については配慮が必要です。ワイワイ系のお店より、しっぽり系の割烹やバー、またはパン屋さんやカフェなどが相性良し。

全体的な改修は必要となりますが、スケルトンになった分、レイアウト検討はしやすいかと思います。まずはご見学お待ちしております。