2009.11.2 |
Rトピックス ちょっとだけでも変えると変わる金沢R不動産 金沢R不動産で紹介していた物件が、とある期間に“古道具のギャラリーショップとして活用される”ということで、その様子を見てきました。 それは「アクロバティック町家」というタイトルで募集していた物件。金沢の町家というと、もともと職人や商人の職住併用の住宅として使われてきたような、軒や格子が端正に連なった形がパッと思い浮かぶけれど、そういった典型的なものとはちょっと違った独特な町家。坂道に引っ付くようにして建つ形や窓からの眺めが印象的で、物件としての町家の面白さを教えてくれた物件、でもある。 とはいえ、空き家の期間が長かったせいもあって元はこんな様子。 特徴があるので反応は多く、掲載直後はひと月に10組以上とご案内は多数。けれども実際見てみると引いてしまう人も多数、という状態。それが障子を張り替えて水拭きをして照明を変えただけで(もちろん、置かれた古道具の雰囲気にもよるのですが)、こんなにも印象が変わってしまった。 やっぱり、現状だけで判断するのはもったいないということでしょうか。それと同時に、放置しないでちょっとでも掃除ができると物件として印象が違ってくることを実感。 夕暮れ時には変わっていく眺めの色合いや、人懐っこい猫の多さが印象的だったとか。 期間中には来場者の感想に耳を傾けている持主さんの姿も。「使い方は決まりましたか?」と尋ねてみると、「眺めがいいですからね。みなさんに楽しんでもらえるような形にできればと思っています」と持主さん。もう少し先の話だけど、どうやら個人宅ではなく、なんらかの形で公開されることになりそうです。 |
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